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無期限先物取引とは

無期限先物取引とは、特定の決済期限が設けられていない仮想通貨の先物契約取引のことです。これは、一般的な先物取引とは異なり、決済期限がないため、ポジションを取ったまま保有し続けることができます。

無期限先物取引と通常の先物取引の違い

  • 通常の先物取引:契約の有効期限が決まっており、その期限までにポジションを決済する必要があります。
  • 無期限先物取引:決済期限がないため、ポジションを持ち続けることができます。

また、通常の先物取引にはない手数料として、資金調達料金とロールオーバーコストがあります。

取引形態 資金調達料金 ロールオーバーコスト
無期限先物取引 発生する 発生する
通常の先物取引 発生しない 発生しない

資金調達料金とは

資金調達料金(funding fee)は、市場の偏りを修正するための仕組みであり、市場価格と先物価格が近づくように働きかける手数料です。

取引所の決めた期間(通常は8時間)ごとに、買い手と売り手間で先物価格と現在の市場価格の差額が計算され、ポジションを保有するトレーダー同士の間で、差額を支払う側と受け取る側が決定されます。

  • 先物価格が市場価格よりも高い場合 → 買い手側が売り手側に支払う
  • 市場価格が先物価格よりも高い場合 → 売り手側が買い手側に支払う

ロールオーバーコストとは

ロールオーバーコストは、ポジションを次の約定日に繰り越すために発生するコストであり、繰り越す期間や対象となる商品によって異なります。

先物取引では、約定日になるとポジションを清算する必要がありますが、投資家がそのポジションを次の約定日に繰り越すこともできます。

この場合、新しい契約に乗り換える必要があり、その際発生する手数料や差額がロールオーバーコストです。

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