ブロックチェーンで使用されるノードは、複数のコンピューターがネットワークに接続された分散型のデータベースのことです。これらのノードは、トランザクションを検証し、新しいブロックを生成するために協力します。
ブロックチェーンで使用されるノードの種類
ブロックチェーンで使用されるノードには、フルノード、ライトノード、マイニングノード、ストレージノードなどがあり、それぞれの役割が異なります。
一般的に、ネットワークの参加者はライトノードを使用し、ブロック生成に興味のあるマイナーはマイニングノードを使用します。
フルノードは、ブロックチェーンのセキュリティを担保するために必要ですが、一般的な利用者にとっては必須ではありません。
フルノード
フルノードは以下の特徴を持ちます。
- 全てのトランザクションとブロックをダウンロードし、保存することができるノード
- ネットワーク上で最も重要な役割を担う
- 他のノードにトランザクションやブロックを配信する役割も持つ
ライトノード
ライトノードは以下の特徴を持ちます。
- トランザクションの検証やブロックのダウンロードを行うだけで、全てのトランザクションやブロックをダウンロードする必要がないノード
- フルノードよりも軽量であり、スマートフォンやブラウザでも利用可能だが、信頼性は劣る
マイニングノード
マイニングノードは以下の特徴を持ちます。
- ハッシュ関数を用いて複雑な問題を解き、新しいブロックを作成する役割を持つノード
- 高性能なコンピュータや専用のマイニングマシンが必要になる
ストレージノード
ストレージノードは以下の特徴を持ちます。
- トランザクションやブロックを格納するためのストレージスペースを提供する役割を持つノード
- ブロックチェーンのデータ量が増えるにつれて重要性が高まっている