仮想通貨(暗号資産)取引所の手数料には、以下の手数料があります。
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
- スプレッド
- スワップ手数料(信用取引)
入金手数料
入金手数料には、以下の2つがあります。
- 銀行から取引所への日本円入金時
- 取引所間での仮想通貨入金時
出金手数料
出金手数料には、以下の2つがあります。
- 取引所間での仮想通貨出金時
- 取引所から銀行への日本円出金時
取引手数料
その名の通り、取引に掛かる手数料です。
一般的に取引種別により手数料が異なります。
例)バイナンスだと、現物取引よりデリバティブ(先物)取引の方が安い
さらに、取引通貨によっても異なる場合があります。
例)バイナンスだと、USDT建てよりBUSD建ての方が安い
スプレッド
仮想通貨の購入価格と売却価格の差額のことです。
差額が大きいとスプレッドが"広い"、小さいと"狭い"と表現されます。
仮想通貨を購入直後に売却した場合、値動き無しでもスプレッド分の損失が発生します。
取引時には、取引手数料とスプレッドの2つを、売買手数料として考慮します。
スワップ手数料(信用取引)
信用(レバレッジ)取引で、日にちを跨ぎポジションを保有(未決済)すると、スワップ手数料がかかります。従い、ポジションを長期保有し続けると手数料は増え続けます。
資金調達手数料
各取引所で定められた資金調達率(プラス/マイナス)と、保有ポジション(買い/売り)により、発生する手数料であり、↓の表のとおりです。
資金調達率 | 買い(ロング) | 売り(ショート) |
---|---|---|
資金調達率がプラス | 手数料を支払う | 手数料を受け取る |
資金調達率がマイナス | 手数料を受け取る | 手数料を支払う |
資金調達率(ファンディングレート)とは
ポジションを保有している間、一定間隔で発生するスワップ手数料(金利)であり、各取引所-通貨ごとに率が設定されています。
以下は、バイナンスとバイビットの例です。
バイナンス(Binance)の資金調達率
資金調達率 = プレミアムインデックス + クランプ (金利 - プレミアムインデックス、0.05%、-0.05%)
リアルタイムの資金調達率
バイビット(Bybit)の資金調達率
資金調達料=ポジション価額x資金調達率
ポジション価額=契約数量/マーク価格
資金調達料の計算方法